'18 日光・高崎放浪記 (4)

…18時に起きて、夕飯を食べに行く。

 

いつものドン・キホーテの地下で、宇都宮餃子。

 

日光の湯葉と共に、外す事は出来ない。

 

今回は、みんみんの焼き餃子。

 

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薄皮で小振りなので、二人前で丁度いい。

 

しっかり食べて、一階で地酒とつまみを買って、宿へ戻る。

 

メインの大通りに鎮座する、宇都宮二荒山神社

 

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二荒山神社』というが、日光二荒山神社とは由緒も祭神も異なる。

 

元々『二荒山』とは、観音菩薩が降り立つ伝説上の山、『補陀洛山』の転訛とも言われる。

 

『補陀洛山(ふだらくさん)』→『二荒山(ふたらさん)』→『二荒山(にこうさん)』→『日光山(にっこうさん)』となり、『日光』の地名の由来になったという説がある。

 

男体山と付近の女峰山を合わせて、『二荒山(ふたあらさん)』の『あ』が省略されて『二荒山(ふたらさん)』になったとも。

 

いずれにしろ、男体山山岳信仰の対象であり、修験の道場として輪王寺を建立した勝道上人によって霊場として開かれて以来、現在に至るまで信仰の対象になっている。

 

一方で、宇都宮の二荒山神社は、毛野国(群馬と栃木)の開拓神である豊城入彦命を御祭神としている。

 

元々は県道を挟んだ地にあったが、後に現在に移したので『移せしのみや』と呼ばれ、これが『宇都宮』の語源とする説がある。

 

なので、二荒山信仰との関連性が見出せないにも関わらず、現在は『二荒山神社』といわれている。

 

だが、どちらも下野国一之宮なので、もしかするとどこかで両社の混同が起きたのではないだろうか。

 

そんな事を考えながら、宿に戻って来る。

 

テレビを付けて、栃木テレビを見ながら晩酌。

 

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一泊する時は、地元のローカル局を見る。

 

年に一回の楽しみ。

 

栃木県内の天気予報を見ていると、宇都宮市内でにわか雪が降ると言う。

 

外を見ると、白いものがちらほら舞っている。

 

夜の宇都宮の気温は、マイナス四度。

 

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思いがけない雪見酒を飲んで、就寝。

 

明日は、高崎へ向かう…。