’18 日光・高崎放浪記 (1)
2月5日、毎年恒例の日光へ向かう。
午前6時、朝焼けの浅草。
隅田川を渡る風が、冷たい。
今回は、浅草から東武の新型特急に乗る。
特急リヴァティけごん1号。
下今市で、鬼怒川方面と東武日光方面に分割する。
この特急の導入で、それまでの快速が全廃になった。
特急の所要時間、1時間52分。
快速より10分遅く出発し、3分早く到着する。
快速の到着時刻と、あまり変わらない。
指定券を買って、鮭のおにぎりを食べながら、雪の日光に向けて出発。
早朝なので、乗客は数えるほど。
静かな車内で時々居眠りをしながら、定刻で雪の日光に到着。
構内の雪。
一年ぶりの、東武日光駅。
気温3℃、いつもの日光の寒さ。
しかし、雪が少ない。
日光二社一寺まで、徒歩で坂を上る。
午前8時半、日光巡拝スタート。
素晴らしい、冬晴れ。
冷たい空気の中を、最初の目標の神橋まで。
正面に、日光連山。
緩やかな坂道を休まずに上がる事を毎年の目標にしているが、最近は途中で休んでしまう。
今回も、中間地点で止まってしまった。
8時45分、鬼平(きびら)羊羹本舗前通過。
大谷川を渡る橋の脇に立つ、天海大僧正の像。
8時50分、神橋着。
多い時は欄干の上まで雪があるが、今年は…。
輪王寺に向けて、表参道を登る。
寒いのは苦手だが、この参道を上っていると、日光は冬に来るのが一番だと思う。
午前9時5分、勝道上人像に到着。
輪王寺境内へ。
三仏堂の修繕工事も、そろそろ大詰め。
ここにお札を返して、初詣を済ませる。
東照宮前の参道。
まだ観光客が殆どいない、この風景を見るために毎年来ている。
ここで、東京スカイツリーと同じ標高。
東照宮。
平成の大修理の後、まだゆっくりと見ていない。
二荒山神社へ向かう参道。
杉林の影になっているので、真ん中あたりはアイスバーン状態。
良縁の神社。
鳥居を通って、境内へ。
拝殿。
大猷院。
三代将軍家光公と、裏手に天海大僧正が眠っている。
『良縁坂』を下りて…。
県道から、路線バスで中禅寺湖まで上って行く…。