'17 紅葉紀行 横浜・横須賀編
毎年最後の放浪は、ここに行くと決めている。
乗って来た、『青い京急』。
金沢文庫駅に着いた時点で、架線支障が発生してダイヤ乱れが生じた。
称名寺に行っている間に、平常に戻ればいいが。
駅から徒歩10分、称名寺に到着。
称名寺は、鎌倉北条氏の分家の金沢(かねさわ)氏の創建。
寺の裏手に、金沢文庫がある。
参道の両脇には、桜並木。
来年の春まで、しっかりと休眠して欲しい。
仁王門。
門前のイチョウは、かろうじて葉が残っている。
称名寺庭園。
冬の張り詰めた空気と、寺独特の静寂に包まれている。
冬の寺は、この雰囲気がいい。
阿弥陀橋辺りの紅葉が綺麗だ。
本堂。
本堂正面。
ここが、かつて鎌倉幕府滅亡の際に激戦地になったとは思えないほど静か。
阿弥陀橋上から。
午後1時、参道を戻って金沢文庫駅へ。
京急は、架線支障でダイヤ乱れが続いている。
逗子方面は金沢八景で折り返し運転中。
上りホーム側に乗り換えなければならず、時間も読めないので葉山行きは中止。
さらに、金沢文庫駅前のすずらん通りで干物を買う予定だったが、魚屋は日曜日で休み。
このまま帰るには早いので、横須賀中央に向かう。
来た電車が、残り僅かの本数になってきた800形なので、快特に乗らずにそのまま横須賀中央まで乗車する。
あとどのくらいの期間、乗っていられるだろうか。
午後1時40分、横須賀中央駅に到着。
三笠通りの魚屋で干物を買って、さいか屋へ。
駅前の再開発が進行中で、大通りの様子も、三笠通りの店もだいぶ変わってきた。
どこの地方都市も似た状況だが、昔ながらの商店街はかなりの苦戦を強いられている。
再開発がうまく機能すればいいが…。
地下で崎陽軒のシュウマイを買って、駅に戻る。
まだ京急のダイヤ乱れは続いている。
午後2時半、JR久里浜駅。
横須賀線から千葉行きに乗って、帰宅。