桜紀行 '16 横浜編 (1)
4月6日、横浜の桜を観に行く。
日本橋から都営浅草線で京急に入り、金沢文庫へ。
ここに、川越と同様に毎年観に来たくなる桜の名所がある。
11時55分、金沢文庫駅に到着。
駅前のすずらん通り。
生まれた時この近くに住んでいたので、四十数年なじみの商店街。
それにしても、随分と変わったものだ。
時代の流れなのかもしれないが、やはりどこか寂しい。
この商店街の奥の方にあった、老舗の中国料理店の名物だった特製餃子をまた食べたくなる。
駅を出て信号を渡り、一方通行の坂道を10分程登ると、目的地に到着する。
称名寺。
この寺の裏手に金沢文庫(かねさわぶんこ)があり、これが駅名の由来。
桜並木は、見事に満開。
仁王門。
称名寺境内。
称名寺は、金堂の前に池と橋を設けた浄土式庭園。
鎌倉時代、執権北条氏の分家の金沢氏の本拠地だった。
代々鎌倉を補佐し、執権も輩出している。
境内の片隅や裏山には金沢氏の墓所もあり、時代を感じる事が出来る。
池の周りから。
称名寺全景。
本堂へ向かう。
金堂脇の桜。
釈迦堂。
鐘楼。
橋。
金堂。
橋の上から。
仁王門を裏から。
称名寺の昼下がり。
境内から、再び参道を戻る。
源平桃。
一つの花に赤と白が混じっているから、そう呼ばれている。