桜紀行 '16 川越編(3・終)

氷川神社前の『宮下町』停留所でバスを待つが、花見が出来る最後の週末という事もあり、周辺の道路は渋滞。

バスも15分程度遅れているようなので、近くの新河岸川沿いの桜を見る。

 

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川越運動公園行きのバスに乗って向かったのは、川越の田んぼ。

 

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埼玉に住んでいた小学生の頃、もっぱらの遊び場所が田んぼ。

一人でいても友達といても、当時の僕にとっては今で言う“癒しの場所”だった。

今でも川越に来るたびに田んぼに足が向くのは、心に溜まったオリのようなものを吐き出したいという願望があるからかもしれない。

『伊佐沼入口』バス停で下車すると、急に風が強くなって来た。

帽子を飛ばされそうになりながら、田んぼの中を歩いて伊佐沼へ向かう。

田植えは、もう少し先…。

 

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田んぼの向こうに、桜が見える。

 

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ここが今回の最終目的地の一つ、『薬師神社』。

境内に入ると、見事な桜…。

 

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本殿。

 

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神社の近くにも桜並木がある。

 

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伊佐沼用水路沿いの桜並木。

 

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ここが川越編の終着地、伊佐沼の桜並木。

昨年は散った後だったので見逃してしまったが、今年はリベンジ成功。

歩道沿いに、延々と続く桜。

 

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沼は、北半分の水が抜かれている。

 

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伊佐沼は川越市内最大の沼で、新河岸川に繋がる九十川の源流。

新河岸川は東京で隅田川になるので、ここは隅田川の源流の一つでもある。

沼に掛かる橋から、桜並木を望む…。

 

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桜並木の中を歩いて…。

 

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歩道脇のベンチに座り、買って来た酒を飲む。

 

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広い伊佐沼を見て、背後から桜吹雪を受けながら、日本酒で花見酒。

お店で高い酒を飲むよりも、この飲み方で充分。

沼を渡る冷たい風が、酒で火照った体には心地いい。

 

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小1時間ほど沼を眺めていたら寒くなってきたので、伊佐沼から引き揚げる事にする。

さらば、伊佐沼の桜。また来年…。

 

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もと来た道を戻って、再びバスに乗って本川越駅へ。

まるひろの地下で芋羊羹と狭山茶を買って、本川越駅から特急小江戸号で家路に着く。

 

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次の川越は、夏に来れたらいいな。

次回から、桜紀行・横浜編が始まる…。