五月...。
...晴れの、連休中。
風はあるが、昨日とは違って安定している。
明日は、池波氏の命日。
浅草は勿論だが、日中はどこを歩こうか...。
皐月...。
...になって、初日は俄か雨。
そろそろ、田植えが始まる頃。
埼玉の田んぼは、いい感じだろうな。
そう書いている間に、遠くで雷が鳴り出した...。
熱海梅紀行 (1)
3月12日、何年か振りの熱海へ『梅』を観に行く。
行楽シーズンが始まった、日曜日。
新幹線も特急踊り子も満席に近かったので、普通列車で行く。
東京10時02分発、熱海着11時57分。
約二時間の行程だが、所要時間で見ると日光よりも近い。
駅構内で蕎麦を食べ、最初の下車駅の来宮に向かうために伊東線ホームへ。
伊豆急行が熱海まで乗り入れているので、一駅だけだが伊豆急の特別車両に乗れる。
来宮駅に到着。
ここから徒歩で、熱海梅園へ。
途中急な坂道を登って、梅園に到着。
熱海梅園は梅祭り期間中は有料になるが、見頃を過ぎると、期間中でも無料になる。
今年は咲き始めが例年より早かったせいか、3月始めの時点で無料になっていた。
見頃が過ぎたとはいえ、まだ花は残っている。
白梅が比較的多く咲いていて、梅の仄かな匂いが漂っている。
しだれ梅。
まだ風が冷たいが、小一時間程度園内を歩いて来宮駅に戻る。
途中の急坂を降りる時に海が見えて、初島を望める。
参拝したかったが、電車の時間が迫っていたのと、この後の予定を考慮して、今回は見送り。
来宮駅に戻り、熱海行きの電車を待つ。
来宮駅は、かつては踊り子号の停車駅だったが、現在は通過。
普通電車のみの停車なので、1時間に1~2本程度。
待っている間に、団体列車『ゆう』と上り特急『踊り子』の入れ換え待ち。
東海道線の線路の奥に、新幹線。
元東急車の普通電車に乗って、熱海に戻る。
雷雲...。
...が、すでに発達し始めている。
今はまだ狭い範囲だが、本番は夕方から夜に掛けてだろう。
晴れているわりに、冷たい風が吹く。
疲れた体に、この陽気は堪える...。